不動産決済の流れ

前から購入を進めていた物件、中古区分ファミリーマンションですが、昨日、決済を済ませまして、晴れてBONBON家の所有に相成りました。

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最初に問い合わせをして資料を送ってもらったのが5月の下旬、工務店の人と現場を見に行ったのが5月の末、購入申込みをして、値段交渉におよそ2週間、契約して手付金を払ったのが6月13日、そして決済と登記になったのが、6月20日です。およそ一月かかりました。

BONBON側としては、もっとパッパと進めてもらって構わなかったんですが、売主さんのお仕事の都合で、なかなか会える日が取れなかったかんじです。

仲介屋さんが、資料を作成する時間もあったかもしれません。

銀行融資を受ける場合は、銀行の審査だとか、こちらの事情で、もっと時間がかかることになると思いますけど。

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売買契約から登記・引き渡しまで

決済のあとの登記は早いです。

司法書士が、決済取引に同席し、お金の受け渡しが済んで、登記に必要な書類を受け取ったその足で法務局に走ってくれます。法務局への提出日が登記の日になります。

車庫証明で時間を食うクルマの登録より、スピーディーかも。

登記識別情報、昔でいう権利書は、3日から1週間くらいでできあがります。

このあとは、マンションの管理組合に所有者変更の届け出をして、リフォームをはじめて、仲介屋さんに募集をお願いしていくという流れになります。

お金を払ったからには、すぐに収益に繋げたいですから。

とても環境や眺望がいいマンションなので、引っ越しして自分で住んでもいいかな、と思うくらいですが、人に貸すのが惜しいと思えてこそ、お客もつくってもんですね。

不動産決済の場所は銀行でした

参考までに決済の流れを書いておきます。まだ不動産投資はこれから、という人も、細かいイメージが湧くようになれば、不動産投資への意欲が湧いてくるかもしれません。

取引場所は、不動産屋さんの事務所ではなく、BONBON家の法人口座のある、銀行の支店でした。

大金の受け渡しがあるので、銀行のほうが便利だし安全です。これは、あらかじめ銀行に、商談ルームの予約をとってます。銀行の商談ブースって、あんまり使うこともないと思いますが、VIP気分になれて楽しいですよ!(お茶も何もでませんけど。)

今回は私が、銀行に行ったついでに商談ルーム使用のお願いをしておきましたが、仲介会社に希望の支店を伝えておけば、手配してくれます。(というか、任せておいたほうが、手間がないし間違いもないです。)

打ち合わせしておいた時間に、買い主と売り主、双方の仲介屋さん、司法書士さんが集まります。双方ご夫婦とかご家族でやってきたりすると、7-8人になりますね。大人数です。

今回は、仲介屋さんは売り手と買い手の両方を担当しておりました。これは業界用語で「両手」というらしいですけど、売り手側と買い手側の両方から、仲介手数料をいただけるので、儲けが大きいです。だから、仲介料を10万円、負けてくれたんでしょう。

司法書士は、仲介屋さんが手配してくれた事務所にお願いしました。偶然にも、前の不動産購入の時にもお世話になった事務所でした。不動産登記専門でやっておられるのでしょうね。

買い手側の私は、口座からの出金伝票を書いて、売り手は領収書を書きます。

以前、ドン!と机に積んだ札束を、紙袋で持ち帰られた売主さんもおられましたが、今回の売主さんは、用心深く振込伝票を書いておられました。札束を持ち歩くのは物騒ですものね。

売り主へのお支払いは、既に渡している手付金を引いた残りのお金と、固都税と管理費・修繕積立金の、日割り計算した半端な金額です。

700万円少々でした。現金だと100万円の束が7つ。積んだら7センチというところです。

仲介屋さんには、仲介手数料。本来は購入額の3%プラス6万円ですが、負けてくれているので、20万円ちょい。

司法書士さんには、登記の手数料と、登録免許税。手数料は6万円ちょいでした。登録免許税と合わせて20数万円。

マンションの管理組合に提出する書類と、部屋の鍵をいただいて、取引完了!

出金に時間がかかっていたので、その間、売主さんや司法書士さんと世間話をしていました。司法書士目線の最近の不動産動向は、なかなか面白かったです。(そのうちメルマガで紹介します)

決済完了までおよそ、1時間弱ほどでした。長々と、重要事項の説明をされる契約時より、決済のほうが時間は短いです。

取引が無事に終了して、お互いにお礼を述べ合いまして、解散となりました。

別に握手してハグするほどのことはないです。

実質的支配者の確認書(法人の場合)

解散後、私だけは、銀行に呼び止められまして、実質的支配者の確認書を書くために商談ルームに居残っておりました。

法人の場合、そんな書類が必要みたいです。法人での物件購入は、実は初めてなので、今までそんな書類があることは知りませんでした。

法人を隠れ蓑にした不正な取引はないかとかチェックされるんでしょうね。

犯罪収益移転防止法の改正により、平成25年4月から必要になっているみたいです。

我が社はBONBON家族だけの同族会社なんで、その場で書けましたけど、株主とか役員がいっぱいいるような大会社だと面倒臭そうです。

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