相続のタイミングで絡んでくる隣人と悪徳不動産屋

私が相談された話なんですけど、そちらもお父上が亡くなられて相続があったのです。

BONBON家と違って、田舎の方で、登記とかもいい加減で、よくわからないことになっていたらしいです。

で、そのおうちは、道から入ったところにあって、細い通路を通らないと、自分の敷地にたどり着かないそうなのですが、そこに、隣のおうちから、クレームが!

登記では、通路はなくて、どうも隣の家の敷地ということだったのですね。

そんなことを知らず、おじいちゃんおばあちゃんの代から、ずーっと、通路を通り続けていたと。

隣人は、自分の土地を売って手放したいので、通路を買え! と、随分高値でふっかけてきたとのこと。

不動産屋さんを通じて、言ってきたそうです。

不動産屋さんは、いかにも狸で、にこやかに親切そうに、将来お宅のためになりまっせ、悪いようにはしないから、この話に乗っておきなさい、みたいな口調なんですね。

まあ、話の内容を聞いたら、対抗できるところがいっぱいありそうです。

長年通行しているのなら、通行権だとか、時効取得とかありそうです。土地の評価額と、提案価格がかけ離れているような気もします。

私もそこまで専門知識はないので、弁護士に相談したら? とアドバイス。

で、素直に弁護士に依頼して、交渉の場に同席してもらったそうです。

そしたら、不動産屋さんは、態度一変で、言ってることもまるで変わってしまって、ああー素人だけやったら、まんまとええようにされておった、と、私は感謝していただけました。

弁護士にお願いするのって、ちょっと敷居が高いような気がするものですが、たしかに相談料とか結構いい出費になりますけど、素人知識で戦って玉砕して大損こくなら、弁護士費を払ったほうがずっと良いです。

ネットで、「○○に強いどこそこの弁護士」と検索すれば、いっぱいでてきますので、顔の良さげな人に気軽に相談したら良いと思います。

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