マンションの断熱等性能等級の改正への疑念

数年前から、マンションの建て替え計画にかかわっておりまして、顛末の詳細は、最後まで済んでから振り返ってみようと思いますが、ぼつぼつと小ネタを。

マンションの断熱等性能等級についてです。

計画されている新マンションは、等級4で計画されています。これは今どきの新マンションでは広く採用されている、問題のない、満足できるレベルということでした。

しかし、去年に法改正があり、今年から施行される新基準では、等級6と等級7ができて、等級4は最低限基準となったということなのです。

これは、区分所有者の建替委員会の一人が指摘しまして、デベロッパー側が把握していなかったとわかりまして、どういうこっちゃ!となったのであります。

まあ、いまさら計画の見直しはいいけど、というところでおちついたのですけど、私も知りませんでしたので、ざっと、ウェブ情報を眺めて調べてみました。

で、ははー、なるほど、と思い当たるところがありました。

断熱等級というのは、昨年、にわかに法改正されたらしいのですが、どうやらこれは、脱炭素、カーボンニュートラル、SGDsに影響されてのもののようです。

日本の住宅は、断熱性能が全然向上されていない、世界から取り残されている!

世界に合わせろ!

太陽光発電だ! 電気自動車だ! コオロギ食え!

というような胡散臭い話と同列なんだなあ、なんかぷんぷん匂うなあーと感じました。

だいたい、一部上場の不動産会社が把握できていないって、どういうこっちゃ。

現場とのすり合わせなしに、偏った政治家とか学術会議とか活動家とかが勝手に決めたんとちゃうか?

日本が遅れているっていうのは、また毎度の、日本貶め作戦の言いがかりであろう。

日本の住宅が、外国の住宅より劣っているとは、到底思えません。

太陽光発電や電気自動車の押しつけには、すでに綻び(ほころび)が見え始めています。

いずれ、この度の断熱等級なんてのも、形骸化するような気がするんじゃないでしょうか。

しらんけど。

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