BONBON親戚の叔母様が暮らしていた、和歌山のログハウスが、やっと売れたそうです。
街から離れた山奥のログハウス村に暮らしておられたのですが、村の住人はほとんどいなくなり、叔母様も年老いてきて、車がないと成り立たない生活にギブアップ、都会に引っ越しされたのです。
ログハウス村は、バブルの頃に、お金持ちが流行に乗って、別荘用とかセカンドハウスにと、どんどん建てていたみたいで、当時はレストランのログハウスなんかもあったみたいですが、もはや廃墟。
20軒くらいあるログハウスで、常時人がいたのは、家庭菜園で自給自足みたいに暮らしている人とか、うちの叔母様とか、数軒くらいのものでした。
不動産屋さんからは、100万円でも売るのは難しい、と言われていましたが、1年以上かかって、やっと売れたとのことでした。200万円だそうです。
コロナでリモートワークの人でも買ってくれたのかなと思ったら、バーベキュー用なのだとか。
今どき、リッチな趣味人がおられたのですね。
まあ、200万円なら軽自動車でも買ったと思えばいいし、固定資産税もかかりませんし、どうってことないかもしれませんね。
しかし、バーベキュー用だと、すぐに飽きるんじゃないかという気もします。
山と言っても、見どころがあるわけでなし、展望台とか滝とかなんにもないし、ただ星が美しいだけ。
缶詰になって小説でも書くのならいいと思いますが…。
もしくは山ごもりで空手の修行でもするなら、ちょうどよい物件かも。
バーベキューを楽しむなら、私なら、ログハウス風の民宿の方がいいなあ。
荒れ果てないように管理していくのが大変ですし。
まあ、ちょっとは憧れの生活ではありますけど。