マンション建て替え連載、時系列がおかしくなりますが、先日、管理組合の解散総会があり、翌週、集会室前の広場で、50年のメモリアル感謝祭が開催されました。
棟上げ式に対して、棟下ろし式とも言うそうで。
柔らかいお天気で、桜もチラホラ咲きかけでした。
桜の下でヤキソバを焼いて、広場の周りにキッチンカーに来てもらって、唐揚げやら、ポテトやら振舞ってもらいました。ヤキソバの鉄板は、毎年恒例の夏祭りで使われていたものですが、コロナで長らく開催されていなかったので、久しぶりの出番、そして最後の出番になります。
この桜を見るのも今年が最後。
夏には解体工事が始まり、来年には、もうありません。
集会室の壁には、子供たちが落書きできるようにパネルが取り付けられました。ウォールペイントというそうですが、けっこう大人も喜んで描いていたみたいです。感謝の言葉がいっぱい書き込まれました。
集会室には、古い写真が展示され、夏祭りや運動会の映像が流され、みなさま懐かしげに見入っておられました。
半分くらいの住人は、すでに引越しをされていますが、けっこう大勢の人が集まりました。どうやら近隣の方も、しれっと参加されていたような？？
マンション周辺の自治会とのコミュニケーションも濃かったのですね。
建替え計画委員会のメンバーになった当初の私は、マンションの人を誰も知りませんでしたが、この数年、毎月、毎週のように会議に参加し、イベントに参加し、委員会のメンバーだけでなく、理事会の方や、総会に出席される区分所有者のひととも、だいぶ顔なじみになりました。
理事長、自治会長、管理主任、その他住民、ご尽力いただいているデベロッパー、コンサルタント、皆様の挨拶にはグッとくるものがありました。
日頃喧々諤々やってきたメンバーも、みなさま今日は仲良く楽しく。
自治会長は、ギターを持ち込み長渕剛「さよなら」「乾杯」を歌ってくれたりして、いいパーティーでした。
建替えも、ようやくひと段落ついたなあという気分です。
最初のひと段落は、建替え決議総会でしたかねえ。次が今回のパーティ。その次は、解体が終わって、新マンション建設開始、完成ってところになるのでしょうかね。
先は、まだだいぶ長いです。
ここまでも、だいぶん長かったです。まさに「苦節！」ってかんじでしたよ。
次回は、前回の続きを書きます。