相続登記の申請を自分でやってみた

BONBON父が亡くなり、2年が過ぎました。

遺産分割協議は生前に済んでおりまして(遺言は無し)、そのとおりに協議書を作成してもらい、相続税も払って、このたび相続登記を家族3人分済ますことができました。

これにて一連の相続の手続きは、完了です。

法務局への登記申請は、司法書士などの専門家にお願いせず、自分でやってみました。法務局には相談窓口がありまして、そちらで相談すれば、普通に、申請できます。

1回目の相談では必要書類の確認、2回めは、記入要領の確認、3回目は登録免許税の計算、4回目は申請した書類の補正と受け取りでした。

戸籍や印鑑証明などの必要書類は、銀行口座の手続きの時に概ね揃えておりまして、あとは、固定資産評価額一覧表とか、登記簿のまとめみたいなリストが必要なだけでした。

登録免許税の計算は、固定資産評価額に1000分の4をかけるだけですが、区分マンションの場合は、マンション全体の土地と、共有部分の建物に、自分のところの持ち分を掛けるという計算がありまして、それだけちょっとややこしかったです。

見本として1件だけ計算してもらって、残りは自分で計算しました。

登録免許税はけっこうな金額になりましたが、相談料はタダです。代書代は節約になりましたし、不動産登記にも詳しくなりました。

思ったほど難しくはなかったですね。

BONBON家の場合、被相続人と相続人が、書類記載の見本のようにシンプルだったので簡単でしたが、これが、兄弟縁者が多くてややこしいとか、前の代から登記せずにほったらかしだったとか、隠し子が現れたとか、隣の家と敷地権利で揉めているとか、そういう場合は大変だと思います。

きっと司法書士に払う手数料も、莫大になるのでしょう。

やっぱり、正直に誠実にシンプルに生きておかねばいけませんね。

あらためて、亡き父に感謝です。

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