金融マンの投資感覚と秘密のリスト

取引先の信用金庫の担当から、よく売却物件情報のリストを頂きます。

これはスーモとかホームズに載っているような一般公開されているものじゃなくって、銀行や信用金庫の顧客に紹介するためのものです。リストを作っているのは不動産会社ではありますが、金融機関出身者が集まって作っている会社だそうで、載っている情報は、金融機関の顧客が売りたい物件というわけです。

他の銀行が抱えている顧客にリストを提供して、不動産会社は確実な取引をしたい、金融機関は顧客に投資資金を融資して金利で儲けたい、という狙いですね。

融資の返済が焦げ付いて、担保物権を売りにかかっているというのもあるかもしれません。

銀行が持っている売却不動産のリスト

このリストの話を、同じ担当者がついている友だちに話したところ、友達は銀行の担当者に、俺にもくれ! と頼んだらしいですが、くれなかったそうです。

ある程度、不動産投資の実績があって担保にできる物件を持っているような顧客だけがターゲットのようです。担当からは、「むやみに紹介しないでー」と釘を差されました。

エコヒイキのようで申し訳ないですが、投資初心者がアクセスできない情報ってありますね。ボンボン三代目でスミマセン。

しかしこのリスト、BONBON家が投資対象としているような区分マンションなんてのは載ってなくて、小規模でもマンション一棟もの、大きければ、ホテルとか工場跡の広大な土地とかです。エリアも関西一円というかんじで広すぎるもんで、あんまりマジメには見ていないです。

一度、これはと思うものがあったので、融資のシミュレーションしてもらいましたが、儲からなさそうだったのでやめました。優良物件ばかりというわけでもないです。

別に儲からなくっても節税になったらいいよ、そのうち倉庫とか建てる話も出てくるでしょ、という感覚の、太っ腹な投資家が狙うようなもんじゃないでしょうか。

金融機関が紹介したい物件

BONBON家くらいの規模の投資家に、銀行などの金融機関が融資したいのは、投資家がちゃんと儲かる物件に対してです。

融資して返済して、毎月ちょっとキャッシュが残るという程度の、投資家のお荷物にならないくらいの物件ですね。返済が滞ったら元も子もないですから。闇金みたいに身ぐるみ剥がすのが目的じゃありません。

キャッシュが残らないような物件でも、他に担保にできる資産があるなら融資できないこともないけれど、物件自体が欲しいわけじゃあるまいに、無理しなくてもいいでしょ、というようなことを言われます。

顧客が無茶な冒険をして、潰れてしまっては銀行も困りますね。買って売って儲けようという、バブルの時代とはちがいます。

(ただ、顧客のことなどどうでも良いという体質の金融機関もないことなないみたいなので、すっかり信用するのもいかがなものかとは思っています)

銀行おすすめの不動産投資方法

買った物件は、元を取って出がらしになったら、そこそこの値段で売れるうちに手放して、次の物件にのりかえよう、というのが私がお世話になっている銀行(というか支店長)のオススメの投資方法です。

投資家の事情によっては、相続のための物件とか、節税のための物件とか、いろいろ攻めるべき方法は変わってくると思いますので、だれにでも同じ話をしているのではないと思いますけど。

ということで、投資のアドバイスを受ける際は、こちらの事情をよく理解してくれる人から学ぶのが良いと思います。

保険屋さんとか不動産会社の、十把一からげのセミナーでは、合う人合わない人もあるんじゃないかと思いますよ。

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