マンション建て替え 書記を拝命

マンション建て替え計画委員会に入った私は、啓蒙マンガと啓蒙アンケートで実力を認められ、書記に任命されました。

共産主義国なら書記長ってエライい人みたいですが、こちらではメンドクサイ役を丸投げされただけ、という感じです。

きょうびは、会議中にパソコンをぱちぱち叩いて、会議終了直後には、議事録アップなんて凄まじい人もおられるようですが、私はアナログに、ノートにペンで書きなぐって、あとでパソコンでまとめます。時間かかります。

記録漏れがあっても聞きなおせるように、ボイスレコーダーも買いました。

きょうびは自動で文字起こしして、まとめてくれるようなハイテク製品もあるようですけど、私のは録音するだけです。

工夫と言えば、横書きノートから縦書きノートに代えたくらいでしょうかね。日本語はやはり、縦書きの方がスピーディーに書けます。縦書きノートは、そこらの文具店では置いてないので、アマゾンで買いました。

このころ、私が所属する倫理法人会の委員会でも書記係を拝命しておりまして、毎日、議事録をまとめていたような気がします。

倫理法人会での会議って、テーマや進行手順が決まっており、参加者は全員経営者であり、会の理念や方針にも理解があり、不規則発言もないので、記録も取りやすいし、議事録はまとめやすいです。

しかし、建て替え計画委員会は、マンションの区分所有者であるということだけが共通の、ふつーのおじさんおばさん、おじいさんおばあさんの集まりです。

委員長とかマンションアドバイザーとか幹事だけの話し合いならまだしも、自分の欲を通したいとか、いっちょかみしたいみたいな動機で参加している(と私には見えました)人、または人数集めのために声をかけられて、よくわからんけど来てる、みたいな人が、好き勝手に発言しますから、記録もなかなか大変です。

発言は片っ端から記録しますが、終了後に、重複している発言とか、主旨から外れた不要な発言を削除して、簡潔にまとめようとすると、ほぼ意味のない発言しかなくて、一行たりとも残らなかった人もいて、あら、何も発言していなかったみたい、こりゃ具合が悪いと、なんかちょこっとだけ残すみたいな、頭を悩ます書記係でありました。

それでも、建て替え計画は、進めていこうというムーブメントが大きくなっていきまして、理事会の下の諮問委員会として、予算(20万円くらいですが)も総会で承認され、マンションアドバイザーの提案により、マンション建て替えコンサルタントに協力を頼もうという話に進んでいきました。

へー。そんな専門家がいてるんや、とビックリです。

つぎはコンサルタント選びのお話です。つづく。

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