入居者が退去される時は、立会をして契約書と鍵を返していただきます。たいていは荷物も全部運び出して、キレイに片付けていってくれます。
でも、いちおう忘れ物がないか、チェックします。台所の流しの下とか、けっこう忘れ物がありますね。
たいてい不用品なので、こちらで処分しときますよ、と声はかけさせていただいてます。あとで揉めないように、退去時の書類の中に、忘れ物は処分してもOKという念書は入っており、サインをもらうようにしてはおりますが、あとで見つけた時は、お電話をして、いちおうお尋ねすることにしてます。
二度手間を避けるためにも、その場で確認するのが一番です。
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困った忘れ物
しかし、この前は、ちょっと対応に困りました。
押し入れの上の段の見えないところに、ガムテープでグルグル巻いた小さな段ボール箱が残ってたのです。
あらっ? そんなのは見たことないですね? はじめからあったものでは??
と、奥様。
同じところに、以前取り外したらしき、インターホンの部品などもおいてあったので、部屋の付属品かと思われたのですね。
私も、そうかな? と思いつつ、ちょっと箱をのぞいてみて、
「あっ、そうですね、部品みたいです。どうもスミマセン、こちらで処分しときます!」
と、ササッと隠しておきました。
アダルトグッズでした
私が箱の中に見たのは、部品とかヘソクリじゃなくて、アダルティーなグッズでありました。(汗)
もしかして、その前の住人が残していった過去の遺物かなあと思ったんですけど、あとで見てみると、納品書にしっかりお名前が…
大家に見つけられたら恥ずかしいだろうし、奥様は知らないことだったのかもしれませんし、家族の揉め事のもとになってもいけないし、いろいろマズかろうと思いまして、納品書はシュレッダーにかけて、現物も処分しておきました。
そんなに高価なものでもなさそうだったし(値段も書いてた)、まあ、クレームになることもないでしょう。
良かったのか悪かったのか…
知らなかったことにしておこう。
引っ越しの際は、見えないところまでしっかり確認が必要です。
クルマの忘れ物にも注意
余談ですが、以前、クルマ屋で働いていたときも、下取り車の中に、時々そんな忘れ物がありました。
今回の退去時に見つけたのは新品でしたけど、クルマの中に残っているのは使用済みだったりするんです。
生々しいです。困ります。
忘れ物をする人は、脇が甘い人です。一事が万事で、きっといろんなところでヘマをやらかします。気をつけましょう。