地震保険は必要か

6月18日の朝の8時ごろに大阪で地震がありました。

私の住居はマンションの7階でして、やー、揺れた揺れた。

横揺れが、わーんと来て、だんだん小さくなっていったのでそんなに慌てませんでしたが、阪神大震災のときは、いつまでもユッサユッサしてましたね。その時のことを思い出して、とりあえず部屋の真ん中の、倒れてくるものがなにもないスペースにしゃがんでおりました。

特に、なにも倒れたり落ちてきたりせず、よかったよかった。

震源地の茨木市はひどかったみたいですが、堺はこの程度でありました。

子供はちょうど通学中、まだ小学1年生なので、妻が一緒に行ってました。電話は不通でしたが、ライン通話はつながって、無事を確認。よかったよかった。

でも、通学路に、なんだか古い煉瓦の壁とか、建設途中のビルとかあるもんで、余震があったら怖いです。

Contents

災害時の物件パトロールにはバイクが便利

BONBON家の所有物件には、築古が多く、不安だったので、パトロールにまわりました。

電車は止まっているし、道路は大渋滞なんで、愛車の単車、ホンダ・ベンリィCD90で。こういう災害時は、自転車やバイクが役に立ちますね。

瓦が落ちていないかなど、目視確認、どちらも異常なし。よかったよかった。

昭和51年築の耐震基準に適合していない古いビルがあるんですけど、ちょうどこの日から、共用部分の壁や床の張替えリフォームに入っておりました。

屋上の防水の手入もすることになってますが、屋上で作業している時に余震が来たら怖いなあ。気をつけてくださいねーと工務店にはお願いしております。

地震保険に加入していません

ところで、BONBON家所有物件は、どちらも地震保険には入っておりません。(火災保険には入っています。)

BONBON母の方針です。

保険料がやたら高くなる割には、保障される金額が少なくて、あまりお得な感じではないからです。

まあ、保険というのはそもそもそういうものですが…

地震保険の保険料と保険金額

保険料は、地域によって違っていて、一番高いのは関東地方の非耐火建物、保険金額1,000万円あたり保険期間1年で36,300円。

安いのは、中国地方と九州の上の方の耐火建物で6,800円です。(2018年6月現在)

建築年や免震建築であるかなどで割引はあります。

地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で、上限があります。建物は5,000万円、家財は1,000万円までです。(国全体での上限もあります)

>>財務省の地震保険のページ

特に、住宅ではない商業目的の建物、しかも、古くて、RC造ではない、うちの物件みたいな建物は、ものすごく割高な感じです。(というか住居じゃなければ、対象外)

以前、見積もりを出してもらったことがあるのですが、ものすごく割高になって、保険の担当者から、あまりおすすめじゃないですよ、と言われてしまいました。

地震保険の目的

地震保険の目的は、建物の損害を補填しようということではなくて、家を失っても、生活を続けられるように、必要となるお金を確保しましょうということなのですね。

だから、損害を修理する費用が、まるまる出るわけではないのです。

地震保険は、家の建て直しじゃなくて、生活の立て直し資金です。

不動産オーナー仲間の人には、耐震基準に合ってない建物は、補強工事をしきれないから、地震保険に入っておくのがいいよ、という人もおられます。

全損してしまったら、たとえ30%の保険金でも、除去や、建替え費用の足しになりますね。

しかし、地域や建物によっては、地震保険が家賃数ヶ月分の負担になるという可能性もありますので、そのあたりはなんとも判断の難しいところですね。

ただ、これが、投資用の不動産じゃなくて、本当に自分が住む持ち家の場合は、ちょっと無理してでも入っておくほうがいいんじゃないかなあという気はしています。こんな地震があると。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする