入居中の物件の内見

不動産仲介屋さんから資料をいただきまして、またひとつ物件を見に行きました。

築30年弱の、ファミリーマンション(区分)です。いつものごとく、まずは、私とBONBON母、今回は妻も一緒に、現地と付近の視察。

今までのBONBON家のターゲットエリアより少し離れていますが、車で30分くらいだし、駅の近くだし、最近開けてきて、おしゃれな感じになっており、悪くない土地柄です。新市場も開拓していきませんとね。

BONBON家が懇意にしている工務店のサービス圏内というのもポイントです。妻の出身高校の近所だったので、妻には、馴染みのあるエリア。

管理人さんに声をかけて、たくさんある来客用駐車場に車をとめさせてもらい、マンションの中もウロウロ歩き回りました。

夏の有名な花火大会もよく見えそうで、なかなかいい眺望です。すれ違う住民の方々も、わりと上品そうで、おじぎして挨拶してくれます。つかみはOK!

ということで、仲介屋さんに、内見の依頼をしました。

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入居中でも内見できる場合

まだ入居中ということで、内見時は、入居者にお出かけしてもらいました。これは、入居者のほうが、あまり顔を合わせたくないという希望だったみたいです。

以前、内見無しでオーナーチェンジ物件を購入して、何年もたった後の退去時に愕然とした経験があります。不動産購入に内見は必須ですね。

オーナーチェンジの場合は、賃借人に「家主の都合で、赤の他人に私生活を見せるのはイヤだ!」という気持ちが湧くと思いますが、今回は、所有者が入居者であり、売れたら引っ越すという話のようです。

私の浅い経験では、はじめてのケースでした。今まで見た物件は、空き室になっているか、リフォーム済みだったりでしたもので。(1棟ものは別ですが。)

物件を高く売るポイント

入居中とはいっても、お客さんに見せるわけですから、高く売れるように、きれいに片付けているはず!

物件を高く売るためのポイントは、キレイに整理整頓清掃しておくことですものね。

と思ったら、あらあらあら…

男やもめに蛆がわく、といったかんじの、私生活丸出し状態でありました。布団も敷きっぱなしで枕元には吸い殻いっぱいの灰皿が。

風呂トイレも、まあ、それなりです。

いちおう、内観写真を撮ろうと思ってたんですけど、カメラを出すのもためらわれる雰囲気。

物件を売る気が、本当にあるのかいな、と疑問です。高く売ろうと思ったら、ちょっとでもキレイにしますわねえ。

もし私が、投資目的じゃなくて、自分の住まいを探していたとしたら、6秒で、却下です。

どうも、本当のオーナーは、住んでおられる方のお父上だそうで。

ファミリーマンションなのに、中年男の一人暮らし、妻子供が逃げ出して、荒れた生活、父親が見かねて、もう実家に帰ってこいなどと言っているのかなと、勝手に想像が膨らみます。

私が介護職をしていた時に、よく見てきた雰囲気なのです。介護のお客の場合は、死に別れが多かったですけど。

同行をお願いしていた工務店の社長は、ためらいなく、流しとか、レンジとか、写真を撮って、黙々と、給湯器の製造年とかチェックしてました。さすが、プロです。動じませんね。(もちろん許可済み)

一通り見せていただきまして、このあとは、リフォームのための見積もりを出してもらって、購入希望価格を出すという流れになります。修繕積立金を滞納しているという話も聞きまして、さもありなん話。

家賃相場から利回りを計算して、そこからリフォーム費用を引いて滞納の肩代わりもするんならその分も引いて、なんだかんだやってますと、売却希望価格から、かなり遠い金額にはなりそうです。

BONBON家では、先方希望の売値から値切るという考え方でなく、こちらが買いたい金額を提示するという考え方をしています。

売り主が承知するならそれで良し、不服であれば、話は流れるだけのことです。

BONBON家には、好みのタイプの物件だし、地域的には満足の新天地なので、ぜひ購入したいなあとは思いますが。

さて、どうなるか、楽しみです。

つづく。

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