不動産の値上がり

不動産が値上がりしています。お家が高く売れます。ぜひ査定を!

…というコマーシャルが、YouTubeでも入ったりしていますし、我が家のマンションにも、高値で買取しますというチラシがバンバン入ってきます。

BONBON家の資産も、購入時よりは高く売れるような感じはしておりますが、賃貸業をしている観点から見ると、新しい収益物件を得にくい状況だなーという感じで、歓迎するようなこともないです。

物件を高く買ったところで、高い家賃をとれるわけでもありませんから。

BONBON家の商売は、安く買って、高値で売却、というキャピタルゲイン狙いのお商売ではありません。

10年持って、その間、がっぽり家賃を頂いた後、高値で売って、代替の物件を安値で仕入れる、というのなら最高ですが、買う時も高いわけだし、プラスマイナス、得も損もないというようなことになるんじゃないでしょうかね?

株でもそうですが、買った時の価格と比較して、今売ったら儲かる! 今売ったら損! というのは、あまり意味のない話のように思っております。

短期売買で、利ざやを稼ぐ話なら理解できます。(それは投資じゃなくて転売業だと思います。)

しかし、10年も20年も保有していて、購入時の価格と比較することに、何の意味が? と思います。

まとまったお金が必要なら、売る。

配当をいただき続けるなら、持っとく。

将来性がなくなってきたら、手放す。

まだまだ成長しそうなら、買い足しとく。

株はそういうものだと思っております。

不動産も似たようなものでしょう。建物は、どんどんボロくなっていくばかりですが、配当(家賃)を得られなくなるまでは、持ち続けておきたいと思います。

空き家だらけになってくる兆候が見えたら、手放すか、建て替えるか、次の作戦に移る必要がありますが、それまでに十分に元を取っておけば、損ということはないですね。

建物が廃屋になっても、まだ土地は活かせます。

土地は高値で売れるかもしれませんし、時代に合った新しい建物を建てれば、以前より良いお家賃で借りてもらえるかもしれません。

その元を取るのに、また10年とか20年とかかかるかもしれませんけど。

人間には寿命がありますので、あまり欲張ってもしょうがないし、子々孫々に残すにしても、かえって負担になったり争いの種になってもいけませんし、考えることは色々ありますが、いま高値だから、売りどき! というのは、思慮が足りなさすぎのような気がして、時々かかってくる高価買取の営業電話のセールストークには「アホか?」という気分になるのです。