分譲マンションの建て替え

マンション建替えプロジェクトに参加しました。

BONBON家所有物件に、もう築50年になろうかという古いマンション(区分所有)があります。パッと見たかんじ、「団地ともお」にでてくるような昭和の団地ですが、分譲マンションです。

広い敷地内に、5階建てが何棟も建ってまして、庭や駐車場も、わりと広々したかんじで、都市部にしては、なかなか贅沢な土地の使い方です。(できたころはド田舎だった。)

しかし、エレベーターはないし、建物内の配管もだいぶん傷んできて水漏れなども発生しております。

BONBON家が、こちらを購入した10年ほど前には、すでに築古物件になっておりまして、住宅というより、自動車みたいな価格で購入できました。入居者が入れ替わる時に、えらい額のリフォーム費がかかったというのは、このメルマガでも以前書かせてもらっております。

マンション建替え委員会の発足

で、そちらの管理組合からお手紙が来たのです。「建て替え委員会」を開きますので、ぜひご参加くださいとのこと。

もともと、BONBON母が将来の建て替えを期待して購入したもんですから、そりゃ願ったり叶ったり、と、喜んでの参加です。

第1回目の集まりは、平日の割と遅い時間。管理組合事務所横の集会所みたいなところに、おうかがいしました。

他人に賃貸しているオーナーは、私のほかは2人だけのようで、ほかの皆様は自己所有の住人です。(物件の所有者が組合員なのです。)

ほかの皆さんは、「ああ、どうもどうも、お疲れさん」とか「このごろ老人会ではご無沙汰でんな」とか、お互いに挨拶されてまして、外部の私はちょっとアウェイなかんじ。

私は、早めに着いたので、人の良さそうな、顔役っぽいおじいさんの横の座布団に座って、勢揃いするまでに、場に馴染んでおきました。

30人ほど集まりまして、大半はお年寄りです。マンションが老朽化なら、人間も高齢化ですね。

大規模修繕か建て替えか

建て替え委員会の趣旨は、老朽化してきた我らが住まいを、次の大規模修繕の時期までに、建て替えましょうということです。修繕費用が、もはや積立金じゃおっつかないし、修繕したところで、エレベーターがつくわけでもなく、古臭いのは変わりませんし。

しかし、何をどうしていったらいいのかは、みんな素人なので、さっぱりわかりまへん。

これから勉強しながら話し合いを重ね、理事会に提案して、承認がでれば、建て替えできるという話。

つきましては、まず第一歩として、専門家のアドバイザーを招いて、マンション建替えについて教えてもらいましょう。専門家を呼ぶことについて、賛成か反対か? ということが第1回目の集会の議題でした。

全員一致の賛成で、次回は、専門家による講義です、また来月。

ということで、これはなかなか、長期的なプロジェクトになりそうです。

いちおう、7年後の建て替えを目指すということで、「わては、完成した姿を見れそうにおまへんなあ。」「いやいや、何を寂しいことを。達者で長生きしておくれやす。」という会話が飛び交っておりました。

それでも、いちおう、建て替え委員会に参加している人は、全員が建て替えに賛成の人たちです。年寄りの住人には、もう老い先短いし面倒くさいことはお断り、と、反対派もあるようで、そういう人たちにも、今後、建て替えに同意してもらわないといけないのですね。

費用負担も被ることだし、住宅ローンがまだ残ってるとか、余命何年とか、各組合員それぞれに、事情や思惑や利害関係がありますので、相当難航しそうです。

バブル期のマンション建替え

実は、参加者の中に、25年前の建て替え計画を知る人がいました。ちょうどバブル景気の頃の話。

高層マンションにして、住戸数も倍にして、増えた分を販売することで、住人の負担はゼロ。等価交換という形で、タダで、新しいマンションに住み替えできるという計画だったそうです。

全員の賛同を得て、図面までできていたけれど、バブル崩壊で地価暴落、デベロッパーも手を引いて、計画がおじゃんになったって話です。そのころだと、建物もまだそんなに古くもなっていないはずで、バブルって、贅沢な時代だったんだなあ、と感じられるお話ですね。

ただ、その時でも、タダで住み替えできるにかかわらず、住民の意見をまとめるのは大変だったということで、費用負担の発生が確実な今回は、もっと大変やで、というお話であります。

建て替えできないマンションは廃墟化?

実際、分譲マンションの建て替えって、相当難儀なプロジェクトのようで、建て替え成功の実例は、まだ全国で二百数十件ということらしいです。

建て替えできないまま、老朽化、廃墟化、心霊スポット化していくマンションもあるみたいですね。

行政もピンチに感じているのか、現在、市から建て替え委員会の活動に、補助金を支援する制度があります。こちらの委員会でも申請する予定らしいです。

ただ、同じ市内の同じくらい古い団地が補助金をもらいながらプロジェクトを進めていたのに、昨年、土壇場で、断念したらしいです。

心霊スポット化、決定??

幸先は明るくないですね。苦労が多そうです。

さて、ちょっと長期的なネタになりそうですが、ぼつぼつメルマガやブログでシェアしてまいりますので、関心のある方は、お楽しみになさっていてください!

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