先日、退去があったファミリーマンションを、ただいま鋭意リフォーム中です。
仲介屋さんには、完成予定日を伝えて、あとは内観写真だけと思っていたら、工務店から思わぬ連絡が!
バスユニットがダメだ! というのです。
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瑕疵の隠蔽?
退去の立会の際、キッチンの後ろの壁に、なんだか四角い、はめ込みのパネルがあったのです。
なんだろな?? と思いつつ、スルーしていたのですが、クロス屋さんが、壁紙の張替えのために、パネルを、バカっと取り外したのですね。
するとその奥は、バスタブの下でした。そして、配管からは水漏れがあって、バケツでポタポタと受けておったのです!
この猫の出入り口みたいな四角いパネルは、つまり、バケツに水がたまった時の排出用だったのですねー!!
マンションの管理人さんに確認したら、他の部屋はこんな構造にはなっていないとのこと。
どなたが、こんな細工を???
前に住んでおられた住人?
それともその前??
このまま気づかず、新しい入居者に賃貸ししていたら、次の人はバケツの汲み出しなんてしないでしょうから、いずれは水が溢れて、コンクリートにしみて、下のお部屋の屋根から水がたれて、オオゴトになっていたと思います。
危ないところでした!
退去された方はとってもいい人で、畳が凹んでますとか、ドアに傷がついてますとか、ここに穴を開けてしまいましたとか、見ればわかるところは、熱心に申告してくれておりましたが、こんな罠が待っていたとは!!
妙に馬鹿正直だなーという気はしたんです。こんなところを隠していたのですね…
誠実そうに見えて、詐欺師だったのですね…
いやいや、その前の人かもしれないし、疑ってはいけない!
でも、怪しい!!
原状復帰の範囲
しかしですね、お風呂の傷みなんて、わざとやったわけでなし、原状復帰義務に入るわけでもないです。
こんなの、老朽化です。修理代を請求するわけじゃないんだから、正直に言ってほしかったです。人間不信になってしまいそう。
アダルトグッズを押入れの上に隠しているようなのは、まだ可愛げがありますけど、漏洩の隠蔽は、かないませんわ。
上場企業の偉いさんだったようなのですが、会社でもそんなことしてたのかな?
一事が万事といいますから、そちらの製品も疑ってしまいますわ。
リフォーム バスユニットの交換
工務店の社長が言うには、風呂桶ごと交換しないといけないようで、しかも、わりと高級感を売りにしていたマンションなので、普通のマンション用のバスタブより、でっかくて、それが、もう古いのでピッタリなのが製造されてなくて、近いタイプのものを取り付けるにも、壁や床も工事をしないといけないらしくて、早い話が、すごく高くつきます。
見積もりはこれから頂きますが、カタログには、90万円とか書いてたのが見えました。(工事費別)
工期も大幅に延びて、下手をするとお盆をまたぐ可能性も。
来月には、昭和17年築の木造長屋のリフォーム予定だし、修繕費がかさみますわあ。
仲介屋さんからは、次々と売り出し中の収益物件の紹介を頂いておりますが、キャッシュ不足で、しばらく新規購入はできないですねー。
まあ、こういうのもタイミングです。これも天のめぐり合わせ、これでいいのだ。と思うようにしております。
ゴージャスなお風呂。