BONBON家の所有物件のテナントさんに喫茶店がありまして、そちらの従業員より、野良猫が店の敷地でうんちをして大変、という訴えがありました。
そんなもんは、自分でなんとかしてください、と言いたいところですが、たまたま会ったときに直接言われまして、まあ、なんとかしますわ。と答えてしまいました。
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超音波式猫よけグッズの効果
通販で1万円ほどの猫よけグッズを買いまして、猫がフンをするという、花壇に設置しました。
花壇といっても、何も植えられてなくて、ただ土が埋まっているだけなので、まさに猫のトイレ。なにかお花でも植えりゃいいのにとも思うのですが。
超音波式の猫撃退グッズは、値段がピンきりで、2000円くらいのもありましたけど、あまりに安いのもいかがなものかと思って、中くらいのにした次第です。
ソーラー式ではなくて、電池式です。
超音波が広がる幅と、感度を変更できるスイッチが付いております。
前方にセンサーが付いておりまして、その前を動くものが横切ると、猫や動物が嫌がる超音波が出るという仕掛けです。
人間には聞こえない、ということなんですが、耳を澄ますと、キン、キンという、頭が痛くなりそうな嫌な音が確かにしております。もしかして、私が猫並みの聴覚なのかもしれませんけど。
猫よけ対策を設置して、半年ほど様子を見てますが、糞害は減ったようです。花壇には天然のお花も生えてきました。めでたしめでたし。
非営利団体の経営はありがたいです
ところで、この喫茶店は、経営母体が社会福祉法人です。かなりの大組織でして、あちらこちらで障害者施設を運営しています。
喫茶店は、就労支援のための施設の1つでありまして、スタッフは障害を持っておられる方々です。店長さんは、会社の人なんで健常者ですけど、店の経営者というわけではなく、いわば、引率の先生みたいな立場ですね。人事異動があれば変わります。
店は利潤を追いかけているわけではなく、障害を持っている人が生きがいを持って働けるように、ということに重点を置かれてますので、ぜんぜんあくせくしてません。売上のノルマとかも、ないんだと思います。
利益重視の経営者であれば、飲食店で猫がうんちしたら、大騒ぎで対策を打つと思うのですけど、こちらはのんびりしておられます。営業時間も夕方4時までだし。これが、普通のお店なら心配になりますよね。
大家としては、儲かろうが赤字だろうが、家賃はきっちり本部が入れてくれますので、いいんですけど。家賃交渉もないし、楽です。
猫の相手くらいは、喜んでやらせていただきます。