不動産業です、といえば、宅建の資格はもっているの? と聞かれることがありますが、私は持っておりません。
取ろうと思ったことはありますが、テキストを見て、やめました。ちょろちょろパッパと勉強して合格できるようなもんじゃありませんね。
こんな勉強するヒマがあるなら、物件探しとか不動産屋さんとのコネクション作りに時間を割いた方がよいと思います。(言い訳?)
しかし実際のところ、宅建、すなわち宅地建物取引士は不動産仲介業をするのに必要な資格ですが、宅建がなくても大家業はできます。管理業務にも宅建は不要です。
宅建が必要なのは、仲介業務をする場合です。
自分の物件の賃貸契約をするのに、資格はいりません。人様の物件の仲介をする際は、宅建の資格者が重要事項の説明をしないといけないという法律の定めなのです。業者がテキトーなことを言ってオーナーや入居者が不利益を被らないように、との定めなのでありましょう。
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宅建の知識と大家業
宅建の資格に必要な知識は法令が主で、儲かる物件の見分け方、とか、上手な融資のひっぱり方とか、不良入居者の追い出し方といった、不動産投資のノウハウ、賃貸経営の実務を学べるわけではありません。
権利収入的不労所得の大家業を目指していれば、賃貸経営さえ人任せにしたいわけで、仲介なんてめんどくさいことをするための資格を取らなくってもよいかと思います。
しかし、性格的に、人付き合いが好きで、大家業だけじゃヒマだっていうなら、資格をとって、自分で仲介業を始めるのも楽しいかもしれません。仲介のネットワークをもてば、自分が買いたい物件もより目につくようになるでしょうし。情報も早いでしょう。(たぶん)
また、宅建を持ってるといえば、賢そうに見えますし、業者と対等に話ができそうだし、損はないとは思います。
大家検定
大家さんには大家検定の方が、なんだか役立ちそうです。
>>大家検定
正式名称は不動産実務検定といって、大家が知っておくとよい知識の検定です。問題集を見ていると、ほー、へー、と勉強になりますね。
メールマガジンに登録すると、毎日一問づつ問題と解答を送ってくれるので、ちょっとずつ賢くなれます。
宅建ほど難しくはなさそうなので、ちょいとチャレンジしてみようかな…。
マスター認定されれば、コンサルとかできるらしいですけと、それは別にいいかな…。
このブログの内容が、より濃いものにするためにも、勉強してみます。