東京の業者が電話で勧めてくる中古一棟マンション

新築ワンルームマンション投資の勧誘電話はよくかかってきますが、こんどは、中古マンション一棟物の勧誘電話を頂きました。

なじみの不動産屋さんとか、銀行とか、税理士さんからなら話はちゃんと聞きますが、東京の全然知らない業者です。

私の携帯電話番号、どこで聞くんでしょうね。

前には、FX投資の情報商材の申し込みリストを購入したと、バラしてくれたところがありましたけど、今回もそんな感じの流出リストからでしょう。

個人情報保護とか、やたらうるさい昨今ですが、そんなのはポーズで、流出しまくってるみたいですよ。自分の個人情報は、すべて筒抜けだと思って生きていったほうが良いです。

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営業電話の断り方

こういった電話は、だいたい、しどろもどろの新入社員っぽい若者か、やたら馴れ馴れしいおっさんかのどちらかです。今回は、後者でした。

「新築ワンルームは聞き慣れておられるでしょうが・・・」という切り出しでしたので、新たなネタの売り込みみたいです。

売り込みの前に情報収集をこころがけているのか、質問を連発してきました。

不動産投資の経験はお有りですか?
お持ちの物件数はいくつくらいですか?
お勤めの方ですか、会社経営の方ですか?
業種は何ですか?
年収は700万円を超えますか?

などなど。

相手がサラリーマンか自営業者なのかも確かめず、延々と、マンション投資のメリットを語ってくる新人より、営業能力は高いと思いますが、質問がぶしつけすぎますね。

投資経験のあるなしくらいは、教えてあげましたが、物件数とか、年収とか、初めての人にいきなり聞きますかねー?

こういう相手への私の答えは、決まっております。

「秘密です。」

これ、便利な言葉ですよ。特に怒っているかんじもないし、失礼でもないし、とってもニュートラルな言葉です。

しつこい営業電話の断り方

「もうー、ちょっとくらい教えて下さいよう~」と、馴れ馴れしく食い下がってきますが、次のセリフも決めております。

「資料をFAXしてくださいな。興味が湧いたら電話します。」

そういうと、「直接お話をしたいので、ぜひお会いしたい。」とのこと。会ったりしたら、余計な時間が取られますね。

うちは、大阪ですよ・・・というと、

「全国どこへでも、FAXより早く飛んでいきます!」

うかつにも、ちょっと笑ってしまいましたが、物件情報を先に出さない作戦の人とは、話はしないほうがいいです。

私も営業経験があるので、商品情報を伝えるより、お客のメリットを伝えるのが先、というのは、心得ております。

相手の知識や気付き以上の価値を伝えて、より優れた選択を提案、心より満足していただくというのが、真のセールスマンでありましょう。(価格は最後)

そのためにはお客様のことを知り、心をひらいてもらう段階が必要ですので、このおっちゃんのプロセスも、悪くはないと思います。

しかし、自宅選びとか、クルマ選びなら、それでもいいと思いますけど、投資物件だと、儲かるか儲からんかというところからフォーカスがずれますんで、まずは物件そのものの情報がほしいです。人情とかは除外して、冷静に判断したいです。

それに、電話で営業をかけてくるような人って、カモを探しているという匂いがプンプンですしねえ。

営業電話を切るコツ

途中で携帯電話を切るテクニックはこうです。

「あ、すみません。訪問先に到着しましたもので。どうもありがとうございました。さようならー。ガチャ。」

東京の不動産業者が電話で勧めてくる一棟物のマンション、どんなものか興味はあったんですが、その情報は引き出すことができませんでした。

まあ、ロクなもんではなかろうと思ってます。